大手かベンチャーか議論~ベンチャーとは~
大手かベンチャーか
就活でよく耳にする大手企業orベンチャー企業論争。
なかにはその名前だけで「優劣」をつけようとする学生もいる。
大手の方が良いに決まっている、ベンチャーは不安定。。。その逆も然り。
ベンチャーは成長できる、大手は力がつかないから仕事できる人間にならない。
・・・。
僕も一時期圧倒的にベンチャー派だったし、少なからず大手は微妙だと思っていた。いろんな意味で差をつけ、多少なりの優劣をつけていたと思う。
ただそうじゃないでしょ、もっと違う見方をしようよということを書いておきたい。
ベンチャーとは
ベンチャーといってもその定義は曖昧だと感じている。
スタートアップの従業員10名くらいの企業から5000人を超えるワークスアプリケーションもみんなベンチャーと言われている。
LINEやDeNA、リクルートも「メガ」ベンチャーと言われている。
では株式会社〇〇という従業員300人の「中小企業」はベンチャーではないのか。
人数や会社の歴史、事業規模だけではベンチャーかどうかは判断できない。
この時点で、あなたと議論している友人・大人の間で認識に大きなギャップがある可能性が大いにある。
なので、まず大手かベンチャーか論争になったらまず「ベンチャー」は何か合意をするべきだと思う。
僕の経験上、
多くの人はベンチャー=少人数企業or有名ではない小企業
のように捉えている人が多い気がする。なので今回のお題を言い換えるなら、「社員数が大企業か社員数が少ない企業か論争」になってしまう。
ちなみに僕はベンチャーは規模を表すものではなく、企業の事業姿勢を表すものだと思っている。ベンチャースピリットを持っているかどうか。
要は、既存の事業に満足せず毎年二桁以上の成長率を目指す姿勢のある企業をベンチャー企業だと思っている。
結論
結論、ベンチャーの定義がどうあれ優劣はつけられないと思う。
なぜか。
それはお互いの意見を尊重しましょー!!イェイではなく、
ベンチャーも大手(資本)企業も存在しなければ日本の経済が危ういからだ。
だらか両方とも必要。両方とも必要である以上、そこに就職する人もいる。
まず大手企業と聞いて思い浮かぶのは商社や銀行、製薬会社などだろうか。
どの企業も日本を代表する企業であり、どの企業も自分たちの生活になくてはならないものを提供してくれている企業である。大手企業といわれる企業で人が働かなくなってしまっては、自分たちの生活が危うい。
次にベンチャー企業と聞いて思い浮かぶのは最近名前を聞くか聞かないか、または聞いたこともない企業だろう。どんな大手企業も最初はそうだったはず。ということは、これらのベンチャー企業がなくなってしまうと企業が競争しなくなり、経済が停滞してしまう。独占禁止法があるが、新しい企業がでてこないと新しい技術は取り入れられず
世界から置いていかれてしまうし、競争がないので価格は高いままだ。
こうなってしまうと大手企業もぬるま湯にいるのと同じなので、「世界との競争」に負けてしまい、どんどん日本が廃れていってしまう。
大手メリット
じゃあどうやって選ぶのか。どっちが自分にとっていいのか。
僕はもう好みの問題だと思っている。特に今の日本ならどっちでもある程度裕福に暮らせる。だから僕が思っているメリットをそれぞれ書き記しておきます。
- 会社が大きく福利厚生が手厚い
- いきなり会社が傾くとは考えづらい
- 仮に(T社のように)傾いたとして、転職でも給与は下がるかもしれないが職には困らないだろう。
- 給与の安定性
- 所属する企業の社会的影響力(個人の影響力ではないことに注意)
ベンチャーメリット
- ジャイアントキリングのようなワクワクを楽しめる。
- 忙しいがその分成長できる「機会」は多い。
- 後々有名になるかも
- 給与が年齢関係なく上がる(or下がる。特に成長が著しい企業は)
- 給与やブランド名以外に惹かれて入社しているので志が高い仲間が集まりやすい
注意
ベンチャー企業と中小企業を勘違いしないように。
これは全く異なる。
おわり。