DeNAの元人事が言ってた学生を評価する軸

1年半前くらいに「Start Bar」DeNAの元人事に聞いた話を記述しようと思う。

 

yunotsubuyaki.hatenablog.com

 

その人はすでにDeNAとは関係ないのだけれど、当時すごい実績をあげて人事を担当するまでになっていた。

その人が学生が面接などで話す「今まで頑張ったこと」を評価する基準を教えてくれた。

 今回はその時にきいた自分の記憶を掘り起こして書いてみた。言っていたことは、大きくはずれていないと思う。

 

評価の公式は、

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難易度と期間の掛け合わせで評価するらしい。

それぞれなにを言っているのか。

 

まず、難易度について。

難易度は目標の高さなどと勘違いされやすくそれも間違えではないが、ここでは自分の活動に関わった「大人」の人数とその人の影響力によって定義する。

簡単に言えば、多くの社長と活動することができ、そこで結果を出せれば一番ということ。

極端な話、学生でわいわいするより、同じことであっても大人と行う方が評価が高いということ。

理由はシンプルで、大人と活動をすることは、学生同士で活動するよりもあらゆる面で頭を使うから。マナーや敬語はもちろん、大人からの厳しい目を受けながら活動し満足できる結果を出すということは難易度が高い。

サークルが悪いわけではないが、難易度という観点ではサークルでの友達と2時間過ごすのと、大人と2時間過ごすのでは少々意味が違うのは感じてもらえると思う。

 

またその活動の中でどのような活動をしていたかも重要となる。大人といても黙っているだけではなく「主体的に」活動することが求められる。

 

 

また期間については、

そのままの意味でどれだけ長い期間その活動を行ったか。これも長ければ長いほど、様々な課題に直面して乗り越えたり継続する力があるという判断がされる。

 

したがって、以下のようなグラフで評価を行っているらしい。

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ぜひ、大学1,2年生で何か新たに始めようと思っている学生は、

自分の興味のある分野で、なるべく大人が多く関わることに挑戦してみてはどうだろうか。

興味のある分野であれば多少の大変なことがあっても仲間や大人と乗り越えられるでしょう。