大学生の間で流行?! 長期インターンシップってなんだんだ~長期インターンシップのススメ(前編)~

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最近話題の「インターンシップ」について気になっている人も多いのではないでしょうか。またこの記事を読んでいる学生は、これから長期インターンを考えている夢をもった学生なんじゃないかなと思っています。結論から言って、しっかりと選べば長期インターンは超楽しいですし、超勉強にりますし、超お金もたまります。

今回は長期インターンシップを1年6ヶ月と短期インターン複数社経験した私の体験談を踏まえながら、全2回に分けて長期インターンの良いところも悪いところも説明していきたいと思います。

(※なぜ僕がインターンをしたのか、その経緯については別記事で触れます)

1.長期インターンシップとは

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最近多く耳にする学生のインターンシップによる就業体験。

一概にインターンシップといっても、長期インターンと短期インターンの大きく2種類があります。

今回は特に長期インターンシップとはどういうものなのか理解していきましょう。

1.1長期インターンとは

まずそもそも長期インターンシップってイメージ湧きますか? スーツを着て会社に入って大人と話す?就活の準備?インターンいかないと就職できない?いやいやいや。

まずはWikipedia先生の定義を見てみましょう。

インターンシップinternship)とは、特定の職の経験を積むために、企業や組織において労働に従事している期間のこと[1]。 商人・職人のための徒弟制度と似ているが[2]、標準化や監査などはされていないため、指すところの内容は様々である[3][4]略称として、インターンとも呼ばれる。

(引用元:Wikipedia

「内容は様々である・・」 例のごとく、パッとしない説明ですね、、、。

では経済産業省の定義はどうでしょうか。

一般的には、 学生が企業等において実習・研修的な就業体験をする制度のこと

(引用元:経済産業省

まあそういうことですよね。

ここではインターンシップは「スーツを着なければならない」とか「就活の準備」とかっていうことは書かれていないということだけ理解していただければいいと思います。

 

少し僕の体験談に基づくオリジナルの定義をするならば、

「長期インターンシップとは、主に学生が企業で模擬的ではなく実際にお給料をもらいながら就業体験を積み、卒業後に控える40年以上のキャリア(仕事)について妄想ではなく実体験に基づいて考えることができるようになる一種の雇用形態である。」

と思っています。

僕は「模擬的ではなく実際に働くこと」「キャリアについて実体験を基に考えられること」これが長期インターンの最大の特徴であると思っています。

1.2短期インターンとの違い

インターンシップは長期インターンの他に短期インターンがあります。

短期インターンは、主に1day、3daysといった短い期間のイベントです。

よく、サマーインターンやウィンターインターンと言われるのはこの辺りのものです。

これらは主に企業が就職活動を控えた学生に対して、自社のアピール模擬的な業務を行うことで学生の仕事に対する理解を向上させ志望意欲を高めてもらう目的があります。

交通費が出される場合もあるものの、基本的には無給です。

企業は、この時期から学生を集めその年の学生の動向を調査したり、優秀な学生を見つけ軽く接点を持っておくことで就職活動本番にアプローチできるようにしておきます。

 

長期インターンシップと異なり、基本的には無給かつ模擬的な業務を扱います。しかし長期インターンを採用していない大手企業などと接点を持つことができるのは短期インターンならではと言えるでしょう。

1.3長期インターンの種類

長期インターンにも様々な種類があります。経験できる内容、給与体系や勤務体系などなど企業によって様々です。ここではいくつかの種類を紹介します。

1.3.1給与形態

主に以下3つが給与形態として代表的だと思います。

・時給制インターン

・成果物制インターン

・日給制インターン

時給制はマーケティングなどのインターンに多く、まさに他のアルバイトと同様にシフトをいれて時給制でお金をもらう形態。

成果物制は、ライターインターンなどに多く、一文字あたり何円または1記事あたり何百円とい形でお金をもらう形態。

日給制は、僕は営業インターンに多いと感じますが、出勤は毎回8時間勤務というルールの下1出勤ごとに毎回決まった額が払われる形態。

 

僕のオススメは明らかに時給制インターン。その理由は3つあります。

・時給でもらうということは、会社に貢献しなくてはいけないため、学生であっても時給以上の成果を出さなければ「時給泥棒」になってしまうため成長のための良いプレッシャーになる。学生思いの企業が採用している形であり、学生を信用している証だと思う。

・成果物制は、クラウドソーシングなど記事外注とほぼ変わりなく、インターンといいつつただただ安価で労働力を買っているに等しく感じる。誤解を恐れずいうと、企業側のメリットが重視されている形。

・時給制である場合、企業側としての期待の表れや企業側も学生がしっかりと時給並またはそれ以上の結果を出せるように育てる意識がある。

 

今回は職種(マーケティング、ライターと営業)で分けましたが、基本的には企業によります。ライターを募集している企業はこういった場合が多いよという事例としてみてみてください。

学生である以上、時間とお金と経験はどれも最適に分配すべきだと思います。

1.3.2長期インターンで経験できること

本質的には経験できることの方が給与形態よりも先にくるべきでしょうか。(汗)

ただ経験できることは一概には言えません。ここばかりはどの企業でインターンするか、またそのインターン先での実績に対してステップアップできるかで大きくことなるからです。

ただし、以下にざっくりと学生インターンを募集している職種とその仕事をまとめました。

 

職種 内容

WEBマーケ

ティング

主にWEB広告やSEOといったウェブサービス/サイトの企画や運用です。

リアルなデータを見て、データから改善すべき点の洗い出し、実際に改善するなど

が主な業務です。

記事

ライティング

テーマを企画・リサーチし数千字の記事を書くことです。

またその記事を実際にインターネットを通じて世の中に配信します。

営業 会社のお客さんとなる企業に訪問し、会社の製品を販売する仕事です。お客さんの前にビジネスで行くことから、スーツを着ることが多いです。
人事

人事をインターンがやっている企業はレアでしょう。

人の採用や会社内のルール・制度(評価する制度やルール)を作っていく仕事です。

経営企画 経営企画もインターンがやっている企業はレアでしょう。会社のルール作成であったり、今後会社が数年単位でどのように変わって行くべきか考え、会社の中でも先駆けて実行していく職種です。
エンジニアリング コーディングなどを用いて、他の部署と連携して提供するサービスの開発や社内システムの開発などが主な仕事です。
経理法務 会社がどのくらい何にお金を使っているのか、働いている人は働くルールを守っているか、給与がしっかり支払われるかなど企業で働く人を支える仕事です。

 

2.長期インターンシップのメリット・デメリット(まとめ編)

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(※詳細はこの後に書く別記事へ)

2.1学生側のメリット・デメリット

<メリット>

・常に大人と話す環境であるため就職活動での面接など緊張しない

・就職活動で、他の人は持っていない経験や武器を手に入れられる。

・就職後も、同期よりも結果を出すことができす。

→僕がインターンした企業ではしっかりと経験を積めば卒業までに、新卒3年目と同じくらいの力を手に入れられます。

・アルバイト形式で、お金を稼ぎながら自分の将来に関わる経験をつめる

(・社員旅行や社内パーティーなど会社のお金で美味しい思いをさせてもらえる場合も笑)→僕は石垣島への旅行やアメリカへの海外出張に連れて行ってもらったりしました。

<デメリット>

・拘束時間が長い(体育会など部活動との両立は難しい)

・意識高いねと冷やかされることも(ほっとけそんなやつ!)

くらい・・・。

2.2企業側のメリット・デメリット

 <メリット>

・安い人件費で優秀な人材を集めることができる

・卒業後何人かそのまま入社が見込める

・若いインターンがいることで、社内に活気がでる

<デメリット>

・学生はいつも会社にいるわけじゃないから管理が大変。

・給料に見合っていなくても首にできない。

・育てても卒業と同時にやめてしまうのがほとんど。

3.長期インターンシップの探し方

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3.1おすすめアプリとその理由

ここではどのようにインターンを探せばいいか独断と偏見のランキング形式で

説明します。

 

1位:Wantedly

jp.wantedly.com

Wantedlyは僕も長期インターン探すときにお世話になりました。

一番の魅力は「話を聞いてみたい」というボタンを押すだけで、あとは企業から連絡してきてくれることです。最初って緊張しますよね、メール文書くのが億劫だったり。

そんなことを解消してくれるため、とても気軽に企業と出会うことができます。

(いきなり一人は怖いから友達と話を聞く!っていうのもアリ!!

また、それぞれの募集に、「なぜその企業はそういうことをやっているのか」、「どんな人が働いているのか」写真などとともに思いや魅力が書かれているため、企業イメージが持つことができます。

 

2位:Jeek

jeek.jp

僕は使ったことがないのですが、多くの友達が使っているJeekインターン

あなたの好みに合わせて様々な企業を紹介してくれるそうです。

時間がない方やどうしていいか何もわからない場合は大変使えるみたいです!

 

3位:人づて

友達に紹介してもらう方法です。

なぜ3位か。

理由は簡単、意外と紹介してもらえない。やっぱり紹介する側としては変な人を紹介できないよな、、。となっちゃいますよね。

だから最初はなかなか難しい。

またその友人があなたにあったインターンの情報を持っているとは限らないので、友達だけに頼るのは最終手段かもしれないです。

3.2長期インターン探しの注意点

 簡単に上記サービス(アプリ)を使う注意点を。

・大人に会うため、丁寧な言葉を使う&相手に敬意を払う(ドタキャンなんてNGすぎます。)

・ただし、自分の意見をはっきりいう。違うなと思ったらはっきり伝える。これは勢いや情に流されて、断れないから・・。となってはいけません。

・なるべく多くの人・会社と出会ってから決める。最初はどの企業も魅力的に見えるものですし、なんとなく言われると自分は興味あるのかもなどと思ってしまいます。ただこういうのがインターン開始後にきつい思いをするパターンなので、多くの人にあって自分が一番いいなと思う企業に入ってみましょう!

 

以上!

前編でした!

相談などあればいつでも連絡ください!!