大きな変化

留学中の一番大きな変化・得たことかもしれないことが昨日おこった。

 

簡単に言うと、自信がついた。

「ぶっちゃけ、いける」と。

 

何に関してかというと、チームをアクティベートさせていくマネジメントの部分と視野の広さ。もしかしたらリーダーシップの部分も。

 

今授業で起業家論の授業を履修している。

この授業は期末の新規事業プレゼンと前期のテスト結果で最終成績がつく。

今はその新規事業を考えている最中で、グループワークだ。

メンバー構成は、ブルガリア人3人とフランス人と、俺。

ブルガリア人3人のうち2人はもともと仲良し。

そのうちの一人Aは実際に今回のサービスで起業しようとしているが、そのため?イギリスにはおらずミーティングの際にスカイプで顔をあわせる程度。

 

まあそんな感じなので、仲良くなるわけでもなくぐだぐだとPJは進んでいた。

基本的にはAがほとんど考え、リサーチをまとめ俺らが補足リサーチをする程度。

貢献度0、言われたことはやるがそれ以外やらない。

 

ただし昨日提出まで2週間弱しかないことが判明した。しかもAは旅行先から連絡してきており電波最悪。むこうは俺らを聞けるらしいが、俺らは聞こえない。

ずっと仕切って来た人が話せなくなってしまったわけ。

 

まあやらざる得ない環境になったわけ。

今までは、英語だから・・とかあのAは女王気質だから・・・といろんなことを言い訳にグダグダしていた。自分の弱い部分だなーと思ったし発覚した。

そんな中こういう状況になって、

俺が自然と仕切り始めていた、もちろん英語で。

 

するとみるみるグループは活性化して、僕の感想だと最後電話を切る時の活気は今までで一番あった。

今度Aが復活して来た時にどうなるかわからないけど、自分に自信がついたことで

日本語の時と同じように意見をぶつけあえるようになった気がする。

別にどっちが正解とかじゃないから、しっかり自己主張して向こうのを聞いて、いい方向にまとめていく。これが俺の良さであるはず(サマーインターンでのフィードバックで多かったのはこういう感じのもの)。

 

自分に自信がついた。

いけるかもしれない。

 

おわり。

【リーダーシップの旅 見えないものを見る】書評

 

本の紹介

今回はこの本をビズリーチの人事担当者に推薦され読むことになった。

読書時間は2時間程度。

 

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)

 

 

全体の感想

ハッとさせられることの多い内容だった。また今まで自分の中でモヤモヤとしたものが少し晴れた気がする。具体的には、リーダーシップとマネジメントの関係性について違いが明確になり自分の目指したい像が明確になったといえる。

 

一般的にマネジメントがうまい人はチームをまとめ結果を出すリーダーとして評価されることは多いが、起業家や本当にチームの中心となるリーダーとは何か異なることを感じていた。だからリーダーシップがあると評価されても、どこかしっくりこなかった。

 

この本では、リーダーシップとマネジメントの違いが「沼」を例にして説明され、一般的に「すごい」、「無縁」と思われているリーダーシップの本質を明らかにする。

またリーダーシップは誰しも習得することができるが、そのためには自身の「内なる声」に耳を傾ける必要があるといったことも書かれていた。

 

キーポイント

 

  • 「リーダーシップは「見えないもの」を見る旅だ。」
  • 「リーダーシップはフォロワーを前提とするなどと言われるが、私はそうは思わない。旅はたった一人で始まる。」
  • 「リード・ザ・セルフ(自らをリードする)」→「リード・ザ・ピープル(人々をリードする)」→「リード・ザ・ソサエティ(社会をリードする)」
  • 「何のために生きるのかについての自分なりの納得感のある答え」が自らを駆り立てる(リードする)
  • ヒエラルキーの中では、リーダーシップではなくマネジメントが日常的に機能」
  • 「リーダーは「見えないもの」を見て、あるいは見ようとして、新しい世界をつくり出す」↔︎「マネジャーは「見えるもの」を分析し、それらに受動的もしくは能動的に対応しながら、漸進的に問題を解決していく。」
  • リーダーはパーソナルなパワーをよりどころとし、マネジャーはポジショナルなパワーをよりどころとする

  • リーダーは、人々の内在的な意欲に基づく自発的な行動を誘発し、同じ方向へ向かって歩みをともにするが、マネジャーは、飴とムチを使って人々の行動を管理(コントロール)し、ある方向へと向かわせようとする。

今後の抱負

今まででやりがいを感じた時は苦しみギリギリのラインを超えて来た時だと言う自覚はあった。しかし具体的な苦しみはわからなかったが、リーダーというポジションにつくことが多い中でマネジメントではなく「リーダーシップ」を発揮し一人で歩き始めた経験のことを言っていたのだと思う。だからTEDxではマネジメントよりになったのに対し、高校の部のキャプテンは周囲の意見に折れずリーダーシップを発揮したからこそ今でもフォロワーのいるリーダーになれたのだと思う。

 

やっと「リーダーシップ」の評価が納得できるものになったので、

少し自己効力感の醸成に繋がっていきそうだなと実感している。

 

「正しいことを正しくやろう」そういう内なる声にもっと耳を傾けようと思う。そして行動を起こせばマネージャーではなくリーダーになれるはず。

 

Kindle Unlimited でも読めるので、ぜひ手にとっていただきたい本です。

おわり。

リーダーシップの旅  見えないものを見る (光文社新書)

リーダーシップの旅 見えないものを見る (光文社新書)